【歯科日記㉔】意識や考えのギャップ‼︎人材採用の大切さ。 4院目
初めてのMTGで話した中ですぐにできそうな事から始めていきました。MTGの回数も増え、みんなのモチベーションも少しは戻ってきたように感じました。今まで何もしていなかったのですることは無限にあります。
しかし、1つ実行すれば1つ辞めてしまい、短期間で飽きてしまい面倒になって習慣づかないのです。
結局、私がすべてやらないといけなくなります。
私たち3人は、それぞれ意識にギャップがありすぎて協力ができていない状況。私は、この現状を変えたい。Bちゃんは、何もしたくない。A先輩はした方が良いとわかってるけどBちゃんがしないからいいやと思っている様子でした。
私が休みの日は、実行されていないという事です。誰も注意しません。
私はこの新しい歯科医院が活性化してほしいけど誰にも分ってもらえず、ただの自己満になっていたのです。そして自分一人だけがんばっている、自分だけ仕事が増えたという孤独感と戦うことになるのです。
リッチ院長に相談しに行きました。
えまる「私は、早くこの新しい歯科医院で絶対に成功したいと思ってオープニングスタッフに応募しました。なので、他のスタッフもオープニングスタッフという責任を持って応募した、やる気と意識の高いメンバーが集まっていると思いました。
でも、こいうい状態です。院長は何基準に人材を採用したのですか??」
リッチ院長「応募してくれたから採用したんだよ!!」
えまる「え??応募あったから全員、採用しただけってことですか??」
リッチ院長「うん、歯科衛生士不足なのに3人も来てくれてうれしかったよ」
えまる「そうじゃなくて・・・。たとえば、やる気があるか、考え方とか、今までどんな役職でどう仕事をしてきたかとか。私と面接したときは色々お話しましたよね??」
リッチ院長「あんなに話したのは、えまるさんだけだよ」
(あ~ただ応募あったから採用しただけで選んだ人材ではないのか。根本的に人材採用からおかしいのかも・・・何にも分かってない。)
人材は、会社の財産。人材は、人財にもなれば人罪にもなりうる。人材で会社は大きく変わる。きちんと基準を設けて採用する際はよく考えること。それが今後の会社や仲間にとても大きく影響してくる。
新規オープンなのに、応募があったから全員採用しただけ…そういうもの何でしょうか⁇
私だったら、まず信頼できるスタッフを引き抜いてから一緒に新しい歯科医院を立ち上げていきます。面接は、これは譲れないという採用基準を考え調べて、お互いのために2回はしたいです。
この人材採用を間違えてしまったら頑張って仕事をしているスタッフへの迷惑、医院の雰囲気崩壊、人間関係崩壊、患者様への迷惑、そして売上と大きく影響を受けてしまいます。
育った環境や経験も違う全く知らない人とこれから家族よりも長い時間一緒に過ごし、自分の歯科医院を成功させるために協力する仲間なんですから慎重に。
えまる「意識や考え方が離れすぎているからまず、そこを解消しないと難しいかもしれません。私が、いろんな案を出しても今のみんなにとっては、負担にしか思われてないようです。
まずは、院長がきちんとリーダーシップを取って率先して目標に向かって頑張っている姿を見せてください。もっと2人の考えをよく知ってモチベーションをあげて安心して働けるレールを引かないと!!」
リッチ院長「そうだね、じゃえまるさんは、主任ってことで。そうすると指示しやすくなるんじゃない??」
えまる「いや、今はそういう役職は、みんなとのギャップをさらに大きくするだけです。院長が、院長として動いてほしい。今の院長は、歯科衛生士に自由に任せているのではなく放置しているだけです。院長からピシッと強めに言ってください。」
リッチ院長「僕言えるかな・・・。分かったよ」
その日の午後は、またMTGでした。
このMTGでは、私は発言を控え、なるべくリッチ院長とA先輩Bちゃんが意見を言いやすいようにしました。でも、A先輩もBちゃんもリッチ院長に聞かれても意見は言わず「はい」「いや・・・」と相槌を打つだけでした。
リッチ院長は、決めたことを実行しようよと言ってくれましたが、そんな言葉では2人には響きません。2人は、どうせ潰れるともう諦めモードに入っているのです。
そして、リッチ院長は行き詰ってしまい・・・・
「今度からえまるさんにリーダーシップを取ってもらうからみんな協力してね」
と、私にすべてを丸投げしたのです。
それはしないで、と言ったはずなのに。
(リッチ院長は、私に嫌われ役になれと言うのね。誰かがやるしかないし・・・・)