【歯科日記⑦】キラキラ歯科衛生士の次の夢 2院目
歯科日記の続きです。
3年目になると私はしっかり歯科衛生士をやっていた!!
相変わらず毎日ハードだったけど仕事も恋愛も順調で充実していました。
医院のサブリーダーになり歯科衛生士業務に関しては任されていまいした。
2院目は歯科業務以外の仕事も多くハードだったので、人の出入りの激しく辞める人は数日~数週間で消えていきます。そのたびに指導をしていた私は、だんだんと教育に興味を持ちました。
私が一番大切にしていたことは、相手を知ることです。お友達になって仲良しこよしをするのではなく、一緒に働く仲間として知っていきます。これを間違えると注意したいことを伝えにくくなり場合によっては仕事をしづらくなってしまいます。
そして、教えることによって自分も学んでいる気持ちを忘れない事です。
人はみんな違います。みんなに同じ教え方をしてみんなが同じようにできるようにはなりません。
見て覚えるタイプ、体験して覚えるタイプ、聴いて覚えるタイプ、書いて覚えるタイプ。さらに、業務によってもこれはこうした方が覚えやすい、覚えにくいも人様々なです。
一方的に教えて自己満指導者にならないように注意です。伝えたと伝わったは違いますよね。そして伝える事が目的ではなく、後輩が不安なくできようになる事が目的です。
そんな私を毎日見ていた院長は、「えるまさんは、この先どんな衛生士になりたいですか?」と尋ねてきました。
「フリーランスとしていろんな場所で働いてみたいです。あとは・・・人材教育に興味があります。」
そう言った自分に一番驚いたのは私です。歯科衛生士なんかしたくなかったのに、いつの間にか歯科衛生士としての次の夢まで思うようになっていました。